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 ●クスリスク〜意外と知らない医薬品・健康食品の真実●

                 2005/08/25発行 Vol.11 日焼け止め2

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みなさんこんにちは、メイです。

日焼け止めって同じメーカーでもいろんなモノが出ていますよね。
専用のクレンジングが必要な超強力なものから、赤ちゃん用。
クリーム、ジェル、スプレーとタイプと様々です。

TPOや個人のライフスタイルに合わせて、ということなのですが、
単純な私は、どうしても数値や+の数が多いものに手が伸びてしまいがち。
しかも、買った後は、この“PA”と“SPF”って、全く意識しないんですよね。

“PA”“SPF”の正しい知識を身につけて、
ベストな日焼け止めを選びましょう。


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≪PAはUVAを防ぐ目安≫

UVAは、エネルギーは弱いけど、
身体の中にじわじわと入り込み灼くタイプの紫外線。

生物に与える影響はUVBの100分の1〜1000分の1と弱いのですが、
表皮を通り越して真皮にまで達し、シワをつくるのです。

女性にとって、とても恐ろしく、そして、タチの悪い紫外線といえます。
というのは、これは「意識しない」紫外線なので、ついケアを怠りがち。

私もついつい、「今日は曇りだからいいや」と思ってしまうのですが、
次の2点を知ってから、UV遮断のカーテンを引きっぱなしです。。

・晴れでも、曇りの日でも、量は変わらない
・窓ガラスを透過するので、室内にいても浴びる(量は1/2に減少)

そのUVA防止効果の程度は、PA(Protection Grade of UVA)で表され、
PAは、「+」の数で表示されています。

UVAによって肌が黒くなる性質を利用した測定方法で求められています。
 PA+< PA++< PA+++
  →(UVA防止効果が)ある<かなりある<非常にある
だそうです。記号そのままの意味でした。。


≪SPFはUVBを防ぐ目安≫

UVBは、エネルギーが強く、いわゆる日焼けを起こすタイプの紫外線。

太陽からの紫外線の中でUVBが占める割合は10%未満とわずかです。
でも、UVBは肌に炎症を起こし、色素沈着を起こす原因にもなります。
繰り返し浴びると、肌の老化や皮膚がんを誘発するおそれがあります。

UVAと比べると、次のところがちょっと違います。
・曇りの日は、量が1/3程度に減る(なくなるわけではない)
・窓ガラスにほとんど吸収されるので、室内には入ってこない

UVB防止効果の程度は、SPF(Sun Protection Factor)で表され、
UVBによって肌が赤くなる性質を利用した測定方法で求められています。
SPFは2から50までの数値で表されますが、
表示する数値には上限があります。

あれ?以前、SPF60とか70とかそんな日焼け止めを見た記憶が…。

これは2000年に、SPFの上限設定が行われたからだそうです。
(日本化粧品工業連合会が策定した「SPF測定法基準」によるもの)
つまり、SPF51以上の商品については、
「SPF50+」と表示することになったのです。

それにもかかわらず、最近SPFが3桁のブツを見たことがあるのですが、
怪しすぎて買う気になりませんでした。
しかも、そこまで高いSPFにする意味はあるのでしょうか。


≪SPF数値が高ければ良い!?≫

そもそも、SPFは紫外線防止効果の「強さ」ではなく
「時間」を表わすものです。
平均的日本人が、夏の海辺で日光浴をすると、約25分で肌が赤くなり始める。
SPFは、そうなるまでの時間を何倍引きのばせるのか?という値です。

つまり「SPF10」の日焼け止めを使えば、25分の10倍、
約4時間赤くならずにいられる、ということです。

だとしたら、めんどくさがりの私には、
大きい数字のものを1回塗るのが向いているのでしょうか…?
違います、よね。

数値の大きいものは、当然、肌への負担も大きいのです。
それどころか、どんなにSPF値が大きくても、
汗をかいたり、服とこすれたりして、落ちてしまうことだって良くあります。
こういった理由から、あまり高いSPF値は不要とする皮膚科専門医も
少なくないみたいです。


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【注意】
●一般の方向けの内容なので、厳密な専門用語は使用していません。
●専門性から考えた場合に表現の異なる場合もあると思われますが、
 なるべく平易な表現を使用するようにしてあります。


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発行者:天野ニャロメ
E-mail: nyarome @ hotmail.co.jp(メイさんへのメッセージもこちらに)
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